紙刺繍の歴史と可能性 ~初心者にも簡単でかわいい・おしゃれな作品が作れる紙刺繍の始まりとは~

紙刺繍基礎

こんにちは!

刺繍のFilagile 西本ミアです。

紙刺繍は、皆さんもご存じの通り、紙に穴を空け、糸を通してモチーフを作る手法で、近年ハンドメイドやクラフトが好きな方から人気を集めています。

紙刺繍は、初心者でも簡単で作りやすく、グリーティングカードやミニカードなどの紙小物に応用できるため、特に注目されています!

今回は、紙刺繍の歴史をたどりながら、その魅力をお伝えします!

紙刺繍の始まりと発展

実は紙刺繍の起源は明確ではありませんが、1820年に職人が穴の開いた紙を入手できるようになったのが始まりだと言われています。

この穴の開いた紙は、手刺繍の下地として使われたり、モチーフだけでなく文字も刺繍していたようです。

この紙はフランスの「カルトンペルフォレ」の紙のようなものでしょうか。

穴が大きめなクロスステッチの布と例えれば分かりやすいかもしれません。

カルトンペルフォレは、穴の開いた紙をくり抜いたり切ったりして、レースのような模様を作るハンドメイドです。

カルトンペルフォレの紙は持っているのですが、この1820年~70年頃にあった「刺繍をされた穴の開いた紙」の現物をぜひ見てみたいですね。

紙の厚みが気になります^^

下地用なので、もしかしたら結構ぶ厚めのしっかりした紙なのかもしれないですね。

もし手に入れる機会がありましたら、またご紹介しますね♪

皆さんがよく見る布の刺繍の起源はとても古く、紀元前数千年前となります。古代エジプトや中国、インドなどで広く使われていました。

紙刺繍は、伝統的な刺繍技術から派生したもので、紙という新しい素材を使うことで独自の発展をしていきます。

紙刺繍が再び広まったのは、20世紀初頭のヨーロッパとされています。

紙が安価で入手しやすくなり、手芸としての刺繍が一般家庭で楽しまれるようになると、紙を使った刺繍も普及し始めました。

特に、19世紀末から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパでは手工芸が再評価され、手作りの温かみや美しさが見直される中で、紙刺繍も注目を集めるようになりました。

グリーティングカードの装飾として紙刺繍が使われるようになり、紙刺繍をしたカードは、贈る相手への心のこもったメッセージとして非常に喜ばれたそうです。

こちらは少し新しいですが、1980年代のものと思われる、スペインの紙刺繍のポストカードです。

印刷技術の進歩により、カードのデザインが多様化しましたが、刺繍の立体感や質感など印刷では得られない独特なデザインが紙刺繍の魅力となり、更にパターンの幅を広げました。

20世紀後半にかけて、紙刺繍は子どもたちが手軽に取り組めるクラフトとして人気を集め、紙刺繍の技法も進化し、さまざまなステッチやデザインが考案されました。

紙刺繍の技法と魅力

コラージュと紙刺繍を組み合わせた作品です。フレンチノットステッチとコーチドトレリスステッチを組み合わせています。

紙刺繍は、布刺繍と同様に、針と糸を使ってモチーフを刺しますが、紙という特性を活かした独自の技法も存在します。

紙刺繍の基本的なステッチにはこちらにまとめていますので、ご覧くださいね。

こちらの他に、糸をピンと張りながら刺していく「ストリングアート」も紙刺繍ならではの技法です。

紙刺繍の魅力は、その簡単さと多様性にあります。

初心者の方でも基本的なステッチを覚えれば、可愛くておしゃれな作品を作ることができます。

特に、グリーティングカードやミニカードなどに刺繍をすると、手作りの温かみが伝わり、贈り物としても喜ばれます。

そして、紙刺繍は他のクラフトと組み合わせることで、さらに魅力的な作品を作ることもできます。

たとえば、カリグラフィーと組み合わせて名前やメッセージを刺繍で飾ったり、コラージュと組み合わせて立体感のあるオリジナルデザインを作ることもできます。

応用することで紙刺繍の可能性を広げ、より多くの人々に楽しんでいただけます。

紙刺繍のオンラインレッスン

紙刺繡のオンラインレッスンでは、動画を見ながらバースデーカードとウェルカムボードを作ります。

今日においても、紙刺繍はハンドメイドやクラフトが好きな方の間で広まり続けています。

ですが、紙刺繍は、出版されている本も少なく、

「やりたいのに習えるところがない」

「自分でやってみたけど、上手くできない」

「見本のように可愛くならない」

というお悩みを解決に導くために、刺繍のFilagileでは紙刺繍のオンラインレッスンを開講しています。

初心者の方向けのオンラインレッスンなので、基本的なステッチの方法から学ぶことができます。動画で丁寧に解説しており、質問も受け付けているので、初心者の方でもご安心くださいね。

詳細はこちらをご覧ください。

紙刺繍の未来と可能性

ハガキサイズの紙刺繍の命名書です。

紙刺繍は、伝統的なハンドメイドの一部として、その魅力を現代にまで伝え続けています。

今後も、手作りの温かみを大切にするハンドメイドやクラフトが好きな方の間で、さらなる発展を遂げていくはずです。

現代の新しい素材や技術により、より多様な表現ができるようになり、紙刺繍の魅力はますます広がっていくと感じています。

デジタル技術の進化に伴い、刺繍デザインの作成やパターンの共有もできるようになったので、世界中の愛好者の方との交流が深まっていくといいなと思っています。

そして、紙刺繍は子どもでもできるステッチがたくさんあり、子どもたちが手先の器用さを身につけるだけでなく、紙刺繍を通じて創造力や集中力を養うこともできます。

学校やワークショップでの紙刺繍の導入が進み、次世代のクラフト愛好者が育つことを期待しています!

紙刺繍の歴史と可能性 まとめ

紙刺繍は、初心者でも簡単に始められるハンドメイドの一つです。

その歴史は意外と古く、伝統的な刺繍技術から派生し、紙という素材を使って独自の発展を遂げてきました。

現代では、グリーティングカードやミニカードだけでなく、様々な作品に応用することもできるので、可愛くておしゃれなギフトとしても喜ばれます。

紙刺繍に興味がある方、ハンドメイドや紙小物が好きな方は、ぜひ一緒に紙刺繍をやりましょう!

初心者でも簡単に始められるステッチ技法を学びながら、オリジナルの作品を作る楽しさをぜひ味わってみてください。

紙刺繍の世界は、あなたの創造力広げ、新たな趣味としての可能性を提供してくれるはずです。

自分だけのデザインを考えたり、他のクラフトと組み合わせたりすることで、より一層楽しむこともできます。

紙刺繍を通じて、ハンドメイドの温かみと美しさを感じ、ぜひ素敵な作品を生み出してみてください!


\キャンペーンや紙刺繍に関する情報をお受け取りになりたい方はぜひ/

ご登録いただいた方全員に、動画「便利な紙刺繍の道具5選」をプレゼント!

\初心者の方でもOK!オンラインレッスン詳細・お申し込みはこちら/

\更新率No.1!SNSで紙刺繍の作品をご覧いただけます/

タイトルとURLをコピーしました