こんにちは!
刺繍のFilagile 西本ミアです。
先日コラージュに刺繍をするステッチについて紹介しましたが、今回はコラージュの方に焦点を当てて話をします。
ここで紹介するのは、コラージュに刺繍をするやり方です。
紙刺繍をするためのコラージュをどうやって作ったらいいか、紙は何を選べばいいかなど話していきますね!
コラージュに紙刺繍をするメリット
物質感が増す
物質感というと物々しいですが、凹凸感が出るということです。
もちろん手触りもいいですよね^^
コラージュは基本紙で作るので平らですが、刺繍をすることで立体感が増します。
強調できる
刺繍をすることで、コラージュのモチーフを強調することができます。
刺繍糸で囲ったり、線をなぞったりするだけでも、目立たせることができます。
格子状の刺繍を入れて、敢えて素材を少し隠したりするのもいいですね。
使い方次第で色々な表現をすることができます。
簡単に作れる
コラージュへの刺繍はワンポイントとなるので、簡単にできます。
少し目立たせたい、何か物足らないという時に紙刺繍を足すと、完成度が上がるのでおすすめです。
*紙刺繍のためのコラージュの作り方* 紙の選び方
コラージュをする紙は、ノートのようなものを選んでいる方が多いと思います。
ですが、紙刺繍の紙は、普通のノートの紙だと少し薄すぎて刺しにくいです。
なので、ノートよりも少し厚めの紙を使うのがおすすめです。
私もコラージュ用の紙をどうしようか迷ったのですが、ダイソーでこちらを見つけました!
結構しっかりめの紙のスクラップブックで、12枚綴りです。
枚数は少し少ないですが、100円なので◎
リングノートになっているので、最初は少し刺繍をしにくいかもしれません。
もし刺しにくいようでしたら、リングを外してファイリングなどで保管してもOKです。
リングは裏表紙をめくると、リングの境目があるので、そこをペンチなどで曲げるとページを外せます。
*紙刺繍のためのコラージュの作り方* 紙の大きさ
紙は小さすぎず、大きすぎないものがお勧めです。
先程紹介したスクラップブックは、16.8㎝×16.8㎝の正方形です。
手のひらサイズの小さなノートに、器用にコラージュを作っている方も見かけますが、後から刺繍が刺しにくくなってしまうので、今回はお勧めしません。
16.8㎝角のものを実際に使っていますが、大きさはこのくらいがちょうどよく感じます。
これ以上大きくなると、バランス配分が難しくなりそうです。
*紙刺繍のためのコラージュの作り方* 材料は何を使う?
コラージュの材料は、
- 英字新聞
- 雑誌
- 古い洋書
- 古い切手
- ラッピングペーパー
- 写真
- レース
- ボタン
- シール
- マスキングテープ
などなど多岐に渡ります。
要するに貼れるものなら何でもアリです!
サイトなどで買うのもいいですが、まず自分やお家の周りにあるものを使って作ってみるのもOKです。
少し作ってみると、自分の作りたい物やテーマ、雰囲気などが掴めるので、それに合わせて材料を購入すると効率がいいです。
*紙刺繍のためのコラージュの作り方* 用意する道具は?
紙刺繍とコラージュ、両方の道具です。
- はさみ
- スティックのり
- テープのり(あれば)
- 針
- 糸
- カッターマット
- スポンジマット
テープのりは、もしあれば大きめの紙を貼るのにとても便利です。
カッターマットとスポンジマットは、コラージュに穴をあける時に使います。
もしなければ、段ボールなどで代用してくださいね。
紙刺繍の道具についての詳細はこちらにも詳しく記載しています。
*紙刺繍のためのコラージュの作り方* コラージュを作るコツ・注意点
テーマを決める
コラージュはテーマを決めると作りやすいです。
「旅」とか「花」とかですね^^
テーマを決めると、「こんな雰囲気にしたい」「こんな材料を使いたい」という感じでイメージが湧きやすいです。
バラバラの雰囲気のパーツを選んでしまって、組み合わせが難しくなってしまう・・・といったことも避けられます。
貼る前に配置を考える
素材を貼る前に、配置を考えながら並べてみましょう。
貼ってしまうと剥がすのが難しいので、配置を考えてから貼ると上手くいきます。
素材を選んでいても、「ちょっと違うな~」と変えることもあるので( ;∀;)
素材は、ハサミで切ったり、手でちぎったりしながらレイアウトします。
ハサミで切るのも、素材の周りぴったりに切ったり、少し余白をあけて切ったり、一つの素材を真っ二つにちぎって別々の箇所に配置したり・・・
コラージュはハマると奥が深いです。
刺繍をする箇所を考えながら作る
最初から紙刺繍をする予定の場合は、刺繍をする箇所を考えながら作るのをお勧めします。
素材の配置を考える時に、刺繍のことも考えてみましょう。
後からどんなステッチを入れようか考えるのもアリですが、最初に少し考えておくとバランスが良くなります。
刺繍の事を考えておくと、刺繍をする箇所のスキマを少し開けたりなどの対策もできます。
モチーフを刺繍で囲ってみたり、英字新聞の上をステッチで埋めてみたり・・・
イメージが広がりますね^^
紙の裏はあけておく
コラージュをする紙の裏はあけておきましょう。
後で刺繍をするので、紙の裏にコラージュをしてしまうと刺せなくなってしまうので、注意しましょう。
*紙刺繍のためのコラージュの作り方* コラージュを作ったら刺繍する
コラージュを作り終わったら、刺繍をしてみましょう。
紙刺繍の基本は、
①紙に穴をあける
②刺繍をする
です。
紙刺繍のステッチに詳しくない、どんなステッチがあるか知りたいという方はこちらをご覧ください。
刺繍や紙刺繍に慣れていない方は、こちらのステッチ基本集がおすすめです。
*紙刺繍のためのコラージュの作り方* まとめ
- 紙は薄くないものを選ぶ。ダイソーのスクラップブックが使いやすい
- あとから刺繍をするので、紙は小さすぎない方がいい
- 材料は家にあるものでもできる。作りたいテーマや雰囲気が固まってから購入してもOK
- 紙の裏はあけておく
- テーマを決めると作りやすい
- のりで貼る前に配置を考える。その時にどこに刺繍を入れるかも考える。
コラージュは初めての方でも簡単に作ることができるので、ぜひ紙刺繍を足して華やかに仕上げてみてくださいね^^
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